京王駅弁大会2018 4 玉屋の奥久慈しゃも弁当
東京で大雪が降った日(1月22日)の昼休み、さすがに雪の中駅弁を買いに来る人は少ないだろう...と思いきや、いつも通りの混雑ぶり。
玉屋の奥久慈しゃも弁当(常陸大子駅・1180円)
開催後半のみ登場、1日限定400食とあって混雑や売り切れを覚悟していたが、行列に並ぶこともなくすんなりとゲットした。
ブランド鶏の「奥久慈しゃも」を使った弁当、"鶏肉の駅弁にハズレなし"を格言に掲げる者として、大きな期待を胸に秘めながらフタを開け、いざ実食。
結論から言うと、"ハズレ"とまではいかないが、やや期待外れの駅弁だった。
鶏肉もご飯もかなり硬い。特にご飯に関しては、元々硬めに炊かれたものを好んで食べる自分がそう感じるのだから相当硬いはず。普段、柔らかいご飯に不満を持つことはあるが、まさか硬いご飯で文句を言いたくなるとは...。
鶏肉は噛むと旨味が出てくる。モモ肉とムネ肉かな?ジューシーなモモ肉の方が美味しかった。
鶏肉の下にはささがきゴボウ、横には奥久慈しゃもの卵で作られた炒り玉子入り。
鶏肉もゴボウも美味しい。ただ、弁当全体としてもバランスが悪い。
食べ進める中で味に"変化"のある場面が少ない。言うなれば、一本調子な弁当になっている。箸休めの漬物をもう少し増やした方が良い。
あと、アツアツの出来たて状態で食べた方が美味しいと思う。「冷めても美味しくなきゃ駅弁として失格だろ!」というツッコミは置いといて...。
もしや、製造元からの「出来たては水郡線に乗って食べに来いや!」というメッセージが込められていた...!?
まぁ、新宿でも実演販売だったけどね...。