仙台ぐらし

プロ野球(千葉ロッテマリーンズ)、競馬、食べ歩き、銭湯巡りが好きなサラリーマンのブログ

京王駅弁大会2018 1 にしんおやこ弁当・ふるーつ大福

1月も半ばに入り、正月気分が抜けたところにやってくるのが新宿・京王百貨店の「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」

"駅弁大会"と聞いてこのイベントを思い浮かべる人も多いのではないか。なにせ"元祖"の二文字が付いている。

かくいう私も小学生の頃からずーっと足を運んでいる。この大会を通じて数々の味を知り、今では駅弁の掛け紙をコレクションするという奇妙な習慣まで身に付けてしまった。

 

昨年10月から新宿勤務に就いたとき真っ先に思い浮かべたのも駅弁大会のこと。「これで京王百貨店に行きやすくなるぞ!」と。たかが2週間の大会なのに。

しかも昨年末には京王百貨店で使える3000円分の商品券をいただいてしまった。渡りに舟。これはより一層駅弁を食べまくるしかない。

 

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新宿勤務の"地の利"を生かし、開催初日(10日)の昼休みにさっそく足を運んだ。

シニア層を中心にぎっしりと入っている。

ただ、この大会は初日だろうと中日だろうと常に同じくらい混んでいる印象がある。

初日ということで目立つのはテレビ取材陣。入口にはテレビ取材が入る旨を知らせる張り紙が掲示されていた。私が足を運んだ13時過ぎには、汐留局と六本木局がそれぞれ夕方のニュースで使うであろう映像を撮っていた。六本木局は女子アナと思しき綺麗なレポーターが森駅のいかめしを食べている。私は女子アナよりもいかめしが780円もすることにビックリしてしまったが...。昨年8月に650円から130円値上げしたらしい。いかめしほどのボリュームで780円だとさすがに手が出ない。

 

昼休みであまり時間がないこともあり、事前に目星を付けておいた駅弁へ一目散に向かい、休憩スペースのベンチに腰を下ろしていただく。

にしんおやこ弁当(北海道・留萌駅 890円)

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正月にさんざん食べたにもかかわらず、つい食べたくなってしまうほどの「数の子好き」な私にぴったりの弁当。

大ぶりな数の子とニシン甘露煮が2切れずつ。出汁で炊いたご飯には錦糸玉子が敷き詰められ、付け合わせは山菜、焼きカボチャ、紅ショウガ。

数の子は薄めの味付け(醤油かな?)と鰹節が合う。食感は塩漬けよりしっとりとしていて柔らかい。100円の回転寿司チェーンで出されるそれとは全然違う。私のような「数の子好き」は是非1度食べてほしい。

ニシンはやや濃いめの味付け。ご飯に合う。カボチャは甘みが強かった。

ボリュームはやや足りないものの、駅弁としてはかなり安い890円でこのクオリティーは立派。おかず単体の出来もさることながら、駅弁としての「まとまり」の良さも感じた。

 

留萌駅では事前に予約をしないと買えない「にしんおやこめし」。新宿では各日700個限定販売となっているが、今回は行列なしでスンナリ買えてしまった。数の子とニシンというおかずが地味すぎるのか?

 値段は安く、味も申し分ないのにもったいない。

ふるーつ大福(岐阜・養老軒 280円)

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 おやつ用に購入。仕事場でアイスコーヒーとともにいただいた。

ひと口かじった断面の写真も載せようかとも思ったが、ホイップクリームがドロッとしてあまりに画が汚いため自粛。

いちご・バナナ・栗・ホイップクリーム・つぶあん入り。いちごの酸味でサッパリしてスイスイと食べられる。ボリューム満点で1個丸々食べるとかなり腹に溜まる。

大福を食べた手であちこち触ると、粉で白くなってしまう。仕事場でのおやつにするにはやや注意が必要。