レース予想 有馬記念
競馬エイトを熟読しながら、新幹線で千葉の実家入り。
明日は中山競馬場のリザーブシートから有馬記念を現地観戦する。
◆有馬記念(A)
◎キセキ
▲パフォーマプロミス
☆ミッキースワロー
△ミッキーロケット
△モズカッチャン
×6.7.8.16
惜敗続きにピリオドを打つ、キセキ&川田将雅Jの押し切りに期待。
天皇賞とJCで自らレースをつくり上位に残った実力はダテではない。川田Jの騎乗スタイルとバッチリ合っている。
この馬の懸念材料としては、秋4戦目の疲れと外枠が挙げられている。ただ、調教を見る限り連戦の影響は全く感じず、ストライドが大きい走法から外枠は大きなマイナスにはならないと読む。
他が行かないならこれまで通りの逃げ、内からオジュウチョウサンやクリンチャーが主張するなら毎日王冠のように番手からの競馬ができる。
レイデオロはキセキ相手に2戦2勝。天皇賞からのフレッシュなローテで死角らしい死角はなく、対抗以下には落とせない。
あえて重箱の隅をつつくならば2500mという距離か。レイデオロは2000m前後がベストに見える。トリッキーな中山コースとはいえ、有馬記念を勝ち切るにはスタミナは必要。この舞台なら、キセキが持ち前の持久力で逆転する可能性に賭けたい。
穴馬候補にはパフォーマプロミスとミッキースワローを推す。
前者は上がり32秒台の切れ味比べになったアルゼンチン共和国杯を快勝。メンバーレベルが低かったとはいえ、この馬に向かない超スローの展開で重賞を勝ち切った点には本格化の兆しを感じる。
中山コースへの舞台替わり、キセキのよどみないペースは間違いなくプラスに働き、好枠とCデムーロJの好騎乗を生かせば勝ち切るシーンも。
後者はアルアインを並ぶ間もなく差し切ったセントライト記念(2017年)の内容が秀逸。前走のJCも休み明けながら5着に健闘した。
この馬も中山は歓迎のクチ。ひと叩きした効果に加え、キセキが前を掃除して後方待機勢に有利な流れになれば一発の可能性は十分あり得る。イメージ的には最低人気で2着に突っ込んできた2008年のアドマイヤモナーク。
外枠はマイナスもよどみないペースが合うシュヴァルグラン、グランプリ覇者に敬意を表してミッキーロケット、好枠ゲットで昨年のクイーンズリング臭がする(やや過剰人気のきらいはあるが...)モズカッチャンが押さえ。
本線はキセキ1頭軸の3連単マルチ。
同様の買い方で挑んだJCはアーモンドアイの圧勝でトリガミの憂き目に遭ったが、パフォーマプロミスやミッキースワローが絡めば、今回はレイデオロが来てもそこそこの配当になる。
万が一、レイデオロが飛んで的中したら、大豪遊の年末年始が待っている。
金額に強弱を付けて、キセキ軸の馬連流しも。
ここには3歳馬ブラストワンピース、有馬で引退を迎えるサトノダイヤモンドなども加えて、オッズが許す限り手広く買う予定。
注目の穴馬2頭と「死んだふり」からの追い込みで3着はありそうなサウンズオブアースとサクラアンプルールへ流すワイドが押さえ。
有馬記念は好きな馬、信頼できる騎手に託した馬券を握りしめて観るレース。
キセキ&川田J、頼んだぞ!