気ままな野球観戦を(5月25日 東京ヤクルト×横浜DeNA@神宮球場 観戦レポ)
5月25日の正午過ぎ、仙台から東京へ向かう新幹線に乗り込む。
今回の帰京の主目的はダービー観戦だが、25日の夕方にもある場所へ。
神宮球場!
仙台で暮らすようになってからは、自宅のテレビ(DAZN)でロッテ戦ばかり観ている。しかし、ロッテ戦はどうしても肩に力が入ってしまう。
「どっちが勝ってもいい」というのんびりしたシチュエーションで球場観戦を楽しみたくなった。1人での気ままな野球観戦にふさわしい雰囲気が神宮にはある。
前回神宮に来たのはたしか一昨年の阪神戦。ブルペンシートで藤川球児やマテオのピッチングを至近距離で観た。
4時半の開門に合わせて入場。外野の内野寄りの通路側座席を確保する。
昨今の観客増加の影響を受け、神宮でも全席指定の試合が増えてきたらしいが、幸いこの日は自由席だった。
ベイスターズの打撃練習をボケーっと眺めながらスタメン発表を待つ。
スタメンはご覧のとおり。
スワローズはここまでエース級の働きを見せているブキャナン。対するベイスターズは左腕の石田。なかなか面白そうな顔合わせだ。
ちなみに私は石田と同じ大学の同級生(といっても何の面識も無いが)。
今期は精彩を欠いているが、なんとか頑張ってほしいところ。
神宮といえばこのお方?つば九郎。ユニフォームをめくりお腹を見せるセクシーショット。
翌日買った東スポには彼のダービー予想が載っていた。本命ブラストワンピース、残念。
目の前のブルペンではブキャナンが最終調整中。ブルペンが見られるところは神宮の魅力の一つと言える。
小川監督、ラミレス監督のメンバー表交換を終えていよいよプレーボール。
安定感抜群のブキャナンがいきなり3失点。2アウトから粘り切れなかった。
石田もピリッとしない。
青木宣親に2ランを浴びてあっという間に同点。これが日本球界復帰後初の神宮でのホームラン。
早大からヤクルトというまさに「神宮の申し子」。久しぶりに生で聴いたライトスタンドからのバックトゥザフューチャーで懐かしい気分に。
畠山のレフトポール直撃ホームランも飛び出して1回裏にスワローズ逆転。
日が陰り、神宮のナイターらしい雰囲気になってきた。
試合は両チームの打ち合いに。
乱打戦を観ながら球場飯を楽しむ。
神宮に来たからにはカレーを食べないと。今回、神宮へ足を運んだ最大の目的は石田でも青木でもなく外野スタンドのカレー。
以前食べたときに比べてルーに肉が多い気がする。素朴なやさしい味。なぜ球場で食べるカレーはこんなにも美味しいのか。
どの球場(屋外に限る)で食べてもカレーは美味しく感じるが、神宮のそれは一段と味わい深い。
試合途中、バックスクリーンには他球場の途中経過が流れる。
下段中央のマリーンズ戦に。なに!?負けている。少し前にスマホでチェックしたときは5-0で勝っていたのに。涌井炎上で大事な初戦を落とすとは。
話を神宮に戻そう。
中盤・終盤にベイスターズ打線が爆発して、最終的には14-5の大勝だった。
(この写真を撮った直後に球場を後にした)
ヒーローは2本の本塁打・4打点の梶谷だったらしい。
私が選ぶこの試合のヒーローは...カレーかな。
2年ぶりの神宮球場、気ままな野球観戦というのもたまには良い。
ここで野球観戦ができるのもあとわずか。年内にもう1度足を運ぶとしよう。