孤軍奮闘(5月8日 東北楽天×千葉ロッテ@楽天生命パーク 観戦レポ)
仕事終わりの野球観戦@仙台。
午後5時に原稿書きを切り上げて自転車で東へ約10分、宮城野区の楽天生命パーク宮城に到着。
自転車で10分の場所に球場があるのはうれしいかぎり。それがパリーグの本拠地というのも私にとっては幸甚。
4月下旬のマリーンズ戦には足を運べなかったが、GW明けのこの試合は数週間前からチケットを押さえていた。
自動発券機でチケットを引き換え、いざ入場。この球場に来るのは3度目。
1度目は2009年。初回にショート根元俊一(!)が悪送球エラー。
2度目は2016年。延長12回裏、松永がピッチャーゴロをはじいてサヨナラ負け。
...ロクな思い出がない。
一時期、宮城はマリーンズの鬼門になっていたが、私もここで勝ち試合を観たことがない。
今シーズンは不調にあえぐイーグルス。しかし、この日の先発は前回完封勝ちを収めたエース・岸孝之。またしてもやられそうな予感。対するマリーンズの先発は石川歩。
予想通り、序盤から投手戦。特に岸の状態が良い。緩急自在のピッチング。
するとトイレに行っている間にウィーラーがHRを打ちイーグルス先制。今日の岸の状態を鑑みても、先制点は取られなくなかった...。
石川もなんとか粘りのピッチングを見せてくれた。
そんな石川を内野1塁側B指定で応援しているのは私のみ。マリーンズファンが全くいない。三振を奪う石川に拍手を送るのも、ラッキー7で黒いタオルを掲げるのも私一人。
少なくともZOZOマリンのイーグルス戦なら内野3塁側に鷲党がちらほらいるはず。宮城の内野席でビジターチームを応援する場合は本当に「孤軍奮闘」を強いられる。次回は外野応援席にしようか。
石川は踏ん張り切れなかった。
7回裏にかつてのチームメイトである今江に2点タイムリーを浴びて勝負あり。
8回裏、聖澤の2点タイムリーが飛び出して5点差になったところで観戦終了。打球が外野を転々とする間にスタンドの外へ。周りは拍手大喝采。
結局、岸→ハーマン→松井祐樹のリレーの前に4安打完封負け。宮城の寒さと相まって身体に応える試合だった。
次の宮城でのマリーンズ戦は8月。この球場で勝ち試合を観られるのはいつになるか...。