レース予想 麦秋S・鳴尾記念
今週から、レースごとに「自信度」を記載する。
A=勝負レース、B=普通、C=難解と解釈していただければ。
◆麦秋S(C)
◎ユラノト
〇ハットラブ
▲スピーディクール
△タイセイプレシャス、チェイスダウン、ビービーサレンダー
今週からクラス再編成。4歳馬は賞金が半減される。
このメンバーにもOPからの降級馬が4頭いるが、その内3頭で◎〇▲を固めているところに、自信の無さがうかがえるだろう。
逃げタイプ不在の組み合わせ。流れはスロー。
GⅢのアンタレスSで5着に健闘したユラノトを信頼する。
1000万、準オープンと先行抜け出しの内容で勝っており、今回は展開にも恵まれるだろう。唯一心配なのは(0・0・0・3)と1400mでの実績に欠ける点。地力でカバーできるか。
好位からの競馬で既に準オープンを勝っているスピーディクールとハットラブが相手筆頭。
1400mなら堅実に走るタイセイプレシャス、前走でクラスにメドを立てたチェイスダウン、1000万下の勝ちっぷりが鮮やかだったビービーサレンダーが押さえ。
◆鳴尾記念(A)
◎トリオンフ
○トリコロールブルー
△ストレンジクオーク
麦秋Sとは対照的に、こちらは少頭数に絞って自信あり。
ヤマカツライデンとマルターズアポジーのハナ争い。ある程度前で運びたい馬も多く、ペースは流れそう。
トリオンフは4走前の準オープンで、エアウインザー(先週のむらさき賞1着)を4馬身ちぎって圧勝。小倉大賞典も後続に2馬身半を付けて勝利という好内容だった。
コーナー四つの方が向くタイプ。前走の新潟大賞典は不向きなコースながら0.2秒4着と健闘した。得意のツーターン2000mで改めて見直し。
トリコロールブルーは近走充実。コーナー四つの小回りコースも、4走前の札幌2000mで1着と問題ない。
マルターズアポジーは鞍上スイッチが魅力。ヤマカツとの展開の兼ね合いに不安はあるが、武豊Jが共倒れになるような競馬は見せないだろう。