公用車と魚
雑感を二つ。
◆金子議員の「公用車問題」について
正直、何が問題なのか、私にはわかりません。
職場である議員会館内の保育所に子どもを預ける、いわば出勤と兼ねて子どもを乗せているのになぜこうも叩かれているのか。じゃあ他にどうしろと。
結局、これに反発する人の意見は妬み以外の何物でもないんですよね。
週刊新潮の「(実際はずるじゃないけど)国会議員さんはこんなズルいことしてまっせー!さあさあみんなで叩きましょー!」という記事も気に食わない。
公用車そのものの必要性や在り方を問うのならわかります。ただ、それは別の話であって、今回の場合はルール通りに公用車を使っている議員がなぜ責められなくてはいけないのか。
「公用車で送り迎え、けしからん!」だの「国民の税金を無駄遣いするな!」だの、じゃあ一体どうすりゃいいんだよ?公用車使わないで出勤したら金子議員がもっと効率よく働けるようになるのか?感情論で否定しても世の中何も変わらないって。
私も一応税金を払っている端くれではありますが、仕事へ行く途中に子どもを乗せることくらい、政治家としての仕事をしっかりするなら全然構いませんよ。むしろ公用車を使えない分執務に影響が出る方が嫌だわ。そもそも、「税金ガー」って騒いでいる人、そんなにたくさん払っているのかね。
税金を無駄なく遣う、これは大前提。ただ、だからってなんでも批判すればいいってもんじゃあない。「議員ガー」「税金ガー」と盲目的に文句ばかり言っている奴らの話なんて聞かなくてもいいよ。叩くべきところは叩く、認めるべきところは認める。そして今回のケースは認める(というか全く問題のない)ケースだということ。
子どもの送迎なんて、全うな理由じゃないですか。子育てと仕事の両立が叫ばれる中、こうしたバッシングで子育てしにくくしてどうするの。
結局、金子議員は批判を受けて宿舎から議員会館までベビーカーを押して歩くことにしたそうですが…彼女が公用車から徒歩に出勤を切り替えたところで、結局何が変わるの?金子議員は出勤に時間がかかり、「けしからん!」と批判した人たちの生活は変わらない。妬みでバッシングを受ける社会なんて、誰も得しないどころか損しか生まないですよ、ホント。
◆マリーンズの「魚」について
ここ最近のマリーンズの話題といえば謎のキャラクター「魚」一色。
正直、何が良いのか、どこが面白いのか私にはさっぱりわからないのですが。
泥沼の借金地獄、本拠地開催にも関わらず投票でのオールスター選出選手はゼロ、本業で明るい話題が皆無な中で話題になるのは魚だけ。
箸休めのおふざけ的な話題も大事だけど、こうも本業の調子が悪くて訳のわからないキャラクターだけ目立つ状況は不愉快ですね。そもそも、なんで魚があんなにウケてるのか、本当にサッパリわからない。なにが良いの?
魚にも言えることですが、マリーンズの球場イベントや企画はよく言えば手作り感、悪く言うなれば不完全なところを押し出しているように感じます。
最たるものが、2回終了後にやる「かもメディア」。子どもがボソボソしゃべっていつもグダグダで終わるやつですよ。あれを見て微笑ましいと思うのがまともな大人なのかもしれませんが、毎度毎度グダグダなくだりをやる必要あるかね。
他球場の催し物と比べると、ZOZOマリンのそれはどうも不完全、雑なイベントをやっているように感じます。それを手作り感と好意的に捉えることもできますが。
ただ、こなつお姉さんのMC振りは優しい感じが伝わってきて、見ていて素晴らしいなとは思います。
まぁ、とどの詰まりが、魚以外の明るい話題が出てきてほしい、ひとつでも多く勝ってみんかい!ということ。
やっぱりプロ野球チームは勝ってナンボですよ。
[後記]
「三太郎の日」とやらで、auユーザーはマックのハンバーガーとドリンクが無料でもらえるということで行ってみたら夜なのに行列。もらう側だから他人のことは言えないけど呆れたよ。人は無料に弱い。
— s_urabe (@lush_life_26) 2017年7月3日
久しぶりにマックのハンバーガー食べました。慣れ親しんだ味、おいしいね。