2発に泣いた涌井秀章(8月12日 千葉ロッテ×埼玉西武@ZOZOマリン 観戦レポ)
お盆休みは野球観戦、中1日空けてのマリンです。
前売りで買った3塁側S指定席、通路側から。
真ん中より下でも13列、14列ならネットが被らないためオススメ。
この日のお目当ては、先着2万人に配布のサマーハット。
昨年配られたものに比べて色が白く、なによりみずほ銀行のダサいワッペンが入っていない点が良し。夏のお出かけにピッタリ。
試合前は練習見学。
源田たまらん。
ヤーっ!幕張のダチョウ倶楽部。
ファン感謝デー辺りで「おでんネタ」やろう。上島役は...三木かな?
スタメン。
先発の涌井秀章がマウンドに上がり、試合開始。
さすがにライオンズファンももう涌井にブーイングしないのね。
レフトスタンドはライオンズファンで真っ赤。声援も大きかった。お盆休みを使って遠征してくれたのかな。
山川、外崎、金子侑司と耳に残る選手応援歌が多く、男女パート別のチャンテも盛り上がる。声援のボリュームや応援の「熱さ」でも完全にライオンズ>マリーンズ。悲しいかな「応援のマリーンズ」も今やもう過去の話。
立ち上がりはまずまず。
対するライオンズは多和田真三郎。
前回のライオンズ戦で苦戦した相手、続けてやられる訳にはいかない。
初回、荻野貴司と角中の連打でチャンスをつくるも、ペーニャと鈴木大地が倒れて無得点。
1アウト1,3塁から点が取れない、弱いチームの攻撃だ。
打率急下降の鈴木大地をスタメンから外す試合があっても良いのでは。大地に危機感を持たせるという意味で。
先制したのはライオンズ、金子侑司のホームラン。
9番に金子がいるのは相手としては非常に怖い。金子からチャンスをつくって上位に回して大量得点、なんてこともありそう。
続くピンチは浅村をゲッツーに抑え、なんとか1失点の涌井。
その裏、こちらも9番の三木が2ベースでチャンス...も荻野、角中が倒れて無得点。
最近打撃好調の加藤に送りバントさせた采配は疑問。まだ3回裏、1点ビハインドという場面でバントは消極的過ぎないか?加藤のバッティングが見たかった。
とりあえず追いついて、という意図でのバントだと思うけど、またしても無得点は流れが悪い。
家から持参したおにぎりと枝豆をつまみながらナイター観戦、最高。
芝生を見ながら食べるおにぎりってどうしてあんなに美味しいのか。
おにぎりを食べている最中、浅村のフライでタッチアップした秋山を荻野貴司が抜群の送球でホームタッチアウト!いやぁ、素晴らしい送球だった。やや浅めのフライとはいえ、秋山を刺すのはすごい。
試合展開が早すぎて空がまだ明るく、ラッキー7の花火は煙(燃えカス?)のほうが目立つ結果に。
ラッキー7、中村の落球(記録はヒット)でペーニャが出塁。
思わず空を見上げるおかわりくん。
中村がフォアボールで歩き、チャンス!
ここで根元に代えて、代打福浦を投入!
大盛り上がりのマリン、ライトスタンドからはチャンステーマ...も打球はセカンド正面。
ライオンズベンチからすれば注文通りのゲッツー。思わず「このハゲー!!」とさけびたくなった私。(さすがに福浦には野次れない)
うーん、結果論かもしれないけど、この場面は根元をそのまま行かせた方が良かった。福浦の足だと内野に転がした瞬間、100%ゲッツーだから。ライオンズベンチの作戦勝ち、この時点でほぼ勝負あり。
8回に秋山に2ランを打たれて万事休す。
エースならここで踏ん張ってほしかった。8回3失点の先発ピッチャーは責められないけど、今年の涌井は痛いところで1発を浴びるケースが多いような。3塁側S指定席、私の周りは大喜びのライオンズファンだらけ。また勝てないのかと思うと、思わず泣きたくなった...。
多和田が完封を賭けて9回のマウンドへ。
角中がヒットを打つも、無得点で試合終了。
多和田に完封食らうのかよ...。
これからマリーンズの天敵になりそうで、なんとも...。
全く点が取れず、メンタル的にガクッとくる試合。
試合終了後、ゴミをゴミ箱へ投げ入れるとき思わず叩きつけるように投げてしまった。
2発に泣いた涌井はこれで9敗目。勝てば最下位脱出だったけど、改めて今年のマリーンズの弱さを痛感するツラい試合だった。
うーん、当分マリンで試合見たくない。家に帰ってから見た横浜×阪神の中継のほうが全然面白かったよ。