最後の最後にパラデス劇場(10月9日 千葉ロッテ×オリックス@ZOZOマリン 観戦レポ)
今年のマリンでの試合もいよいよ最後。
9月のオリックス戦が雨で中止になり、体育の日に振り替えられたおかげで現地観戦が可能に。クライマックス以外で体育の日に野球観戦は記憶にない。
今年のポイント、今年のうちに。たまったMポイントを内野自由席のチケットに引き換えて、開門と同時にまずは1階3塁側で場所取り。
場所取り後はWBGのスタバでアイスコーヒーを飲みながら競馬予想をして時間をつぶす。3日間開催の最終日は東西メインの京都大賞典、グリーンチャンネルカップを両方的中。京都大賞典で3連単を買えなかったのは悔やまれるが...。
閑話休題。
スタバの「one more coffee」と昼ごはんを買ってマリンへ戻るとちょうどスタメン発表。
4番福浦!いいねぇ。ただ、ファーストはパラデス。最終戦までパラデスを見るのかよ...(とこのときは思っていた)
こなつおば...お姉さんとMスプラッシュも、本日でひとまず見納め。彼女たちの冬の過ごし方は永遠の謎。別の仕事をしているのか?
そして、5年間マリーンズの指揮を執った伊東監督のマリンラストゲーム。福良監督は来期も続投だっけ。
先発の酒居がマウンドに上がり、試合開始。
ルーキーの酒居、球場で観るのは初めて。ストライク先行のピッチングが良い。
対するバファローズの先発は高卒ルーキーの山本由伸。
「由伸」という名前の人を監督のアノ人以外で見たのは初めて。こちらも序盤はまずまずのピッチング。
8番ショートでスタメンの岡崎大輔も高卒ルーキー。今夏の甲子園を制した花咲徳栄高出身。
おいおい、高卒ルーキーに軽くヒネられて今シーズン終わるのか...?
今シーズン26個目の盗塁を決めた荻野貴司。
今年の荻野はルーキーイヤー、2010年の輝きを思い出させてくれるプレーもあった。1年を通して出場し、20個以上の盗塁数は復活の証と言えるのでは。来年は2割7分以上での規定打席、盗塁王を期待。
しかし、続く鈴木大地が凡退で無得点。
嫌な流れを吹き飛ばしたのは、なんとなんとパラデス!
ライトスタンドへ、打った瞬間にそれと分かる3ラン!
今シーズン最後にパラデスのホームランを生で観られるとは。しかも完璧な当たり。うーん、これを見ちゃうと(年俸次第で)来年も残したほうがいいような。チームの人員が変わり、日本野球に慣れた2年目で化ける可能性もある。
5回裏はまたもパラデス。タイムリーで6点目。
試合後半には守備でもファインプレーがあったパラデス。これをシーズン通して見せてくれよ。
シーズン途中に彗星のごとく登場した「謎の魚」ともさようなら。なぜ人気が出たか、私は今でも分からないけど...。
「お世話になりました。」の文言は、「(今シーズン)お世話に」か、「(今まで)お世話に」なのか。後者ならもうマリンで会うことは無いのかも。
酒居は7回まで投げて1失点。ストライク先行、コントロール良し。
高卒ルーキーの後を継いだのは、岸田・比嘉・佐藤達也のリリーフ陣。
2014年の強かったバファローズを思い出す。あの頃はペーニャがバファローズにいた。たしかホークスとの天王山の試合で全然打てなかった。
ホークス→バファローズ→イーグルス→マリーンズ。フェルナンデスと並ぶパリーグの渡り鳥。
8回は松永、9回は関谷で逃げ切り。
マリン最終戦、完勝!
10号アーチに4打点。「パラデス劇場」で残留を決めたかな。
We are!にはなんとペーニャも参加。
レフトスタンドだけでなく、ライト側にも一礼するバファローズの選手たち。あっぱれ!球場中から拍手喝采。来年は一緒にAクラス行こう!
駿太、来年もよろしくな!
(ついこの間同い年だと知った)
そして試合後は最終戦セレモニー。
大地ー!ボールくれー!
3塁側内野自由席には投げず。
裏方さんを含め、全員が整列して伊東監督のスピーチ。
「すべて私の責任。早い時期にファンを失望させて申し訳ありませんでした」
しかし、5年間で3度Aクラスに導いた手腕にはあっぱれ。伊東監督にフラストレーションが溜まることはほとんど無かった。
今年は監督の手腕云々でどうにかなるものではなく、全てが悪かった。責任を取るのが監督の仕事ではあるけれど伊東監督がマリーンズを去るのは残念。
最終戦を勝ち、終わりよければ...にはならないけど、伊東監督のマリンラストゲームを白星で飾ることができたのは本当に良かった。
伊東監督、5年間ありがとう!