攻守に活躍、井上晴哉(6月3日 千葉ロッテ×広島@ZOZOマリン 観戦レポ)
チケットは既に完売。
GWから1カ月ぶりのマリンスタジアム。先月中旬に買ったB指定の通路側から。
海浜幕張駅からマリンへ向かう道すがらも球場内も真っ赤。3塁側は赤一色、そして1塁側にもチラホラ。
広島カープファンの皆様、日本シリーズの視察に来てくださりありがとうございます。
試合開始40分前に到着したものの、入場ゲートが長蛇の列で、着席したのはカープのスタメン発表が終わったころ。
ドミンゲスを下げて福浦と井上を起用。福浦の打席を観られるのはうれしいが、打線の「怖さ」としては、ホームランを打てるドミンゲスの方が数段上。1塁とDHの起用は井口監督の頭を悩ませることが多くなるのでは。
両チームとも先発投手には不安が残る。試合時間が長くなりそうだ。
ここで一眼レフにメモリーカードを入れ忘れるという大失態が発覚。せっかく写真を撮りやすい良席を押さえたのに...。今回の記事の写真は全てiphoneで撮影したもの。
序盤から点の取り合い。
2アウトランナー無しから丸、鈴木誠也、松山の3連打でいきなり2失点。タナキクは怖くないが、丸と松山はよく振れている。
対するマリーンズは、荻野がいきなり2ベースを放ち、中村と清田のタイムリーで同点。荻野が出塁すれば打線は回る。今年の得点力は荻野にかかっている。
福浦にも打順が回りライト前ヒット。2000安打まであと23本。
チャンスを広げるも同点止まり。
両チームともに点を取り合う締まりのないシーソーゲーム。
5回を終えて3-5で広島リード。5回裏、1番から始まる好打順を3人で片付けられて広島に流れが傾く。
3万人オーバーの観衆で満員御礼。
御礼を言うべきはカープファンか。
6回裏、角中が右中間真っ二つの3塁打を放つも、清田と福浦が凡退。ノーアウト3塁から無得点では痛すぎる...。
嫌な流れを断ち切ったのは井上晴哉!センター前のタイムリーで1点差。
ここから打線爆発。鈴木の3塁打、田村の2塁打、荻野貴司のライト前で一挙逆転!!
3塁側は静まり返り、真っ黒に染まった1塁側はお祭り騒ぎ。
特に、代わり端の今村の変化球(スライダーかな?)をすくい上げて左中間に持っていった田村のバッティングはお見事だった。
7回は大谷、8回は松永が抑える。
松永はわずか6球で1イニングを片付けるピッチング。チーム唯一の中継ぎ左腕は頼りになる。
最終回は内が締めてゲームセット!
2点差、1人ランナーを置いて迎える松山&新井は怖い。ゲームセットの瞬間まで本当に油断できない試合だった。
カープ相手にカード勝ち越し!
これで交流戦は3勝3敗の5割。5割で上位チームとどんどん差が開く交流戦は厳しいなぁ。ホークスの6連勝ってどういうこと...。
ちーばーロッテ!!
ヒーローは2年ぶりの勝利投手となった南、守護神の内、同点タイムリーの鈴木大地、逆転タイムリーの田村。
内「明日は僕らは休みです!楽しみまーす!」
いいなぁ...
(月曜日は仙台に戻って仕事)
先発がどちらも振るわず、試合時間は3時間37分の長丁場。試合前の想定はある程度当たった。
勝因は二つ。カープの攻撃を最小限の失点で切り抜けられた点と井上のタイムリー。
3回の丸のライナーを好捕したのも井上。あれが抜けていたら走者一掃、試合はまるで違った展開になっていた。この試合の影のヒーローは井上だろう。
前日には右中間へホームラン。打率はそれほど高くないものの、相手に「怖さ」を与えられる選手に育ってきている。
交流戦はドミンゲスとの併用、交流戦後には6、7番でのびのび打たせたい。シーズン通して2割6分・15本くらい残してくれれば大満足。
試合はマリーンズが接戦をモノにしたが、応援ではカープが圧倒していた。
チャンステーマが素晴らしい。好きなのは"Superflyチャンテ"。最も迫力があるのは"わっしょい!"のやつ。
どの球場でも迫力満点の応援をバックにプレーできるカープの選手がうらやましい。近年のカープ躍進の要因の一つには、大声援の存在もあるのでは。
マリーンズはもう少し頻繁にチャンステーマを流してほしい。球場全体で盛り上がれるチャンステーマを複数持っておきながらやらないのはもったいない。
帰りはコンコースが大混雑。
ラッキーナンバー抽選で当選した「鏡月」を受け取って帰る。
滅多に当たらない抽選、よりによって下戸の自分にお酒が当たるというは運の無駄遣い。実家の両親にプレゼントする。
どうせなら石原さとみさんの直筆サイン色紙でも用意して欲しかった。