マリーンズの「がん」(4月20日 千葉ロッテ×福岡ソフトバンク@ZOZOマリン 観戦レポ)
仕事終わりのマリンスタジアムです。
早くもシーズン4度目のマリン、春先のナイターはどうしてもガラガラになりますねえ。バックネット裏の「定位置」から観戦。
藤田菜七子ジョッキーの始球式には間に合わず、到着は3回表の攻撃が始まるところ。
「凄十ナイター」で菜七子Jに始球式やらせるって...マリーンズ営業サイドも相当な「ゲス」だな。
お目当ては菜七子Jでも凄十のサンプリングでもなく、佐々木千隼!
前回は斎藤佑樹との投げ合いを制して見事プロ初勝利を挙げました。
ランナーを出しても落ち着いた投球で抑えていきます。
とにかく完成度の高さが光ります。いつでもきっちり試合を作れるところがストロングポイントなのかな。うーん、こいつは頼もしいルーキーだ。
対するホークスはバンデンハーク。これまた手強い相手です。
スタメンはご覧の通り。右側の選手たち、打率が低いですね...。ホントにプロのチームか?と突っ込みたくなります。
特にこいつですよ。パラデス。1億以上の年俸もらってるのに、積み上げるのは三振の山。
ついに守備でもやらかしました。イージーなレフトフライの目測を誤って捕球できず、ホークスに先制点を献上。打てないわ、守れないわ、マリーンズの「がん」だ!(こういうこと言うと怒られちゃいますね)
もう1人の新外国人ダフィーは、この日も2ベースヒットや守備でもファインプレーがありまだイケそうなですが、パラデスは...もう見切っても良いんじゃないかねぇ。
ホークスの新外国人といえば、デスパイネ。もう谷保さんのネットリボイスでの「デスパァイネェ~」は聞けないのね。淡々とした?アナウンスになっていました。
栓抜きで瓶の王冠を叩くようにバットの反対側でホームベースをトントンと叩いてからバッターボックスに入るの、変わっていないねぇ。違うのはユニフォームだけ。はあ...。
腹ごしらえにもつ煮を頂きます。1階のフードコートでお値段650円也。もつ煮で650円は...ちょっと高い。ニンニクと七味多めのトッピング、味は良かったです。
佐々木千隼、7回まで投げて失点はパラデスのやらかしによる1点のみ。ピンチらしいピンチも無く、素晴らしいピッチングでした。こんな良いピッチングのルーキーに黒星を付けるのは絶対にアカンぞ!
7回裏、パラデスがバッターボックスに入ります。さっきの守備をせめてバッティングで取り返してほしい。なんならフォアボールでも良いぞ。
...ストライクですよ、これ。
結局気のないスイングで空振り三振。3打席連続三振、ぶっちぎりの三振王ですよ。
ZOZOマリンはブーイングの嵐。やっぱり要らん!
8回は内、9回に大谷、勝ちパターンの中継ぎを投入します。
しかし、大谷が2アウト満塁のピンチを作り...
今宮が走者一掃のタイムリー。これで勝負あり。
センターは岡田でした。どうせ点が入らないなら守備の良い選手使って少ない得点を守ろう、という伊東監督の考えでのスタメン起用だったのでしょう。
今宮の打球、イチかバチかで突っ込んで捕れなかったのはしょうがないと思うけど、岡田があれ捕れないのはショック。数年前の岡田なら捕れたと思うけど...。はたまた、岡田に求めるものが高すぎるのか。
ホークス相手に未だに1勝もできず。
怒りを通り越して悲しくなる試合でした。
ブーイングだ、ブーイング!!
うーん、今シーズンは厳しいですねえ。あらゆる面で足りない。特にバッティング。これで何イニング連続で無得点なんだ?チーム打率が1割台?んなもんプロのチームじゃないだろ。
あとはやっぱり外人コンビですよね。ダフィーはまだ上がり目もありそうだけど、パラデスはもう厳しいでしょう。打てない守れない年俸1億オーバーの助っ人外人って...。
収穫は佐々木千隼の好投と、伊東監督がまだまだ前向きでさじを投げていないこと。伊東監督の試合後のコメント、皆さんチェックしてみてください。監督があんなにも前向きなところに私は感動しました。まだまだファンが後ろ向きになる時期ではありません。少しでもチーム状態が上向きになるよう、球場へ足を運ぶのみです。
次回は日曜日にマリン行きます。今シーズン初のユニ配布デー!