中山競馬場 「翠松楼」のラーメン
先週、今週と2週連続で中山競馬場へ。
中山記念・チューリップ賞・そして弥生賞...レース名で初春を感じる。
ただ、中山記念は◎アンビシャスで外れ、弥生賞の◎ダイワキャグニーも見せ場なしの惨敗と、私の懐には初春の訪れどころか未だに木枯らしが吹きすさんでいる。
「翠松楼」(すいしょうろうと読む、はず)のラーメンを2週連続で遅めのランチにいただいた。中山記念デーは。グルメグランプリにノミネートされているチャーシューワンタン麺、弥生賞デーにはネギラーメン。
かんすい多めと思しきぷりぷりの麺に鶏ガラ+化学調味料の醤油スープ、昔ながらの醤油ラーメンには酢とこしょうをタップリと投入するのがが実によく合う。この一杯が幾多の競馬ファンの胃袋を支えてきたのだろう。給茶コーナーでゴクゴクと飲む食後の冷水が心地よく感じるしょっぱめの味付けも「競馬場のラーメン」という感じがして良い。薄暗い中山のフードコートで立ち食い、というロケーションもこのラーメンの旨さにひと役買っている。ちなみに「翠松楼」は東京競馬場にも出店しているが、中山の薄暗いフードコートで食べるからこそより旨いのだと思う。
東京競馬場と中山競馬場、コースやスタンドの雰囲気もさることながらフードコートの雰囲気には雲泥の差である。窓から太陽の光が入り明るい雰囲気の東京競馬場に比べ、薄暗い地下の隅っこに追いやられている中山競馬場のフードコート。また、東京がオールスタンディングで若者やファミリーがワイワイしているのに対し、中山はジジババが椅子席を占領して酒盛りに興じているのも雰囲気を悪くしている一因だと思う。あのフードコートじゃJRAのCM撮影、できないわな。高畑充希も土屋太鳳も寄り付かないぞ。そういえばここ最近、中山でCMの撮影したこと、あったかな。
話は随分脱線したが、「すいしょうろう」のラーメンはオススメの一杯である。昼休みはとても混雑するため、馬券にやられた8レース終わりあたりに是非食べてみてほしい。