レース回顧 エプソムC・マーメイドS
◆エプソムC
1着:△サトノアーサー
2着:-ハクサンルドルフ
3着:△グリュイエール
(14着:◎ダイワキャグニー)
昼から降り始めた雨の影響で重馬場に。
マイネルミラノが行くのかと思いきや、ハナに立ったのはなんと2年ぶりの実戦となったスマートオーディン。1000m通過は59秒6は馬場を考えるとほぼ平均ペース。
直線では外から伸びたサトノアーサーが、ハクサンルドルフの猛追をしのいで重賞初制覇を飾った。
サトノは重馬場でノメっていたきさらぎ賞の内容から、道悪適性は低いと決めつけていた。思い返せば、3走前は稍重でOP特別を勝っている。道悪が「ド下手」というほどではなかったのだろう。
一方、「ド下手」だったのが本命のダイワキャグニー。道中から明らかに走りがいつものそれではなかった。
8チャンネルの競馬中継ではゲストの女性が「キングカメハメハ産駒だから雨でも大丈夫!」のようなことを力説しており、私もそうだ!そうだ!と頷きながらテレビを観ていたが...。こればっかりはやってみないと分からない。
◆マーメイドS
1着:-アンドリエッテ
2着:-ワンブレスアウェイ
3着:△ミエノサクシード
(6着:◎レイホーロマンス)
過半数に印を回しながら"無印ワンツー"では話にならない。
これまた8チャンネルの競馬中継、実況の岡安譲アナウンサーが「予想をするのが日本一難しい重賞のひとつ」とレース前に述べていた。これにもそうだ!そうだ!と首を縦に振る。来年からはサイコロを振って予想しようか。
アンドリエッテはスローの流れが向かない点、ワンブレスアウェイはゲート難を理由にオミットしてしまった。前者は1000m59秒6と牝馬限定戦にしてはまずまず流れたこととイン突きの好騎乗、後者はゲートをまともに出て近2走より好位置で運べた点が好走要因。
反対に本命のレイホーロマンスは道中から位置取りが悪く、勝負どころでも内で包まれて思うように動けなかった。牝馬重賞では引き続きマークが必要。