レース回顧 ヴィクトリアマイル・栗東S
◆ヴィクトリアマイル
1着:△ジュールポレール
2着:☆リスグラシュー
3着:-レッドアヴァンセ
(4着:◎アエロリット)
稍重で前半600m通過は35秒2、ややスロー。昼過ぎから降り始めた雨がレースの結果を微妙に左右した感も。
ジュールポレールが接戦を制した。昨年の3着馬で今年も阪神牝馬Sからの参戦。ひと叩きされて状態自体も良かったのだろう。前走で本命にしたにもかかわらず今回は押さえに回した私の下手くそ予想。
リスグラシューは...強い、だけど勝てない。恵まれない展開で後方から矢のように飛んできた。上がり600mのタイムはなんと32秒9。最も強い競馬をしたのは間違いなくこの馬。悲運のシルバーコレクター。
レッドアヴァンセは好位から見せ場たっぷりの競馬。早めに前へ並びかけた北村友一Jの騎乗も光った。前走の阪神牝馬S2着をフロック視して無印にしてしまったが、兄弟にクラレントやレッドヴェイロンと「東京マイルGⅠ3着血統」なのをすっかり忘れていた。
そして本命のアエロリット。かなりの自信を持っての◎であったが...高速馬場を得意とするこの馬にとって雨での馬場渋化は誤算だった。道中は2番手からの積極的なレース運び。戸崎圭太Jの騎乗は良かったと思う。4着とはいえ1~3着とは0.1秒差。実力自体は示した。
◆栗東S
1着:ーウインムート
2着:◎ブラゾンドゥリス
3着:-キタサンサジン
ドロドロの不良ダートで「行った行った行った」の決着。
本命のブラゾンドゥリスはブリンカー効果もあってか行きっぷりも良く、想定通りの競馬をしてくれた。しかし、3着のキタサンサジンが抜けて馬券はハズレ。ここで復活かい。
1~3着はいずれも展開と馬場に恵まれた。次走で人気するようなら危険視。