新潟競馬 旅打ち2018 1 行くぜ、新潟
今回からしばらくの間「新潟旅打ち日記」にお付き合いいただきたい。
大半を飯と馬の話で占めるが、ご容赦を。
8月31日(金)
旅の始まりは御茶ノ水から。この日は本社で研修。
昼休みは「丸香」へダッシュ! 1時間で並ぶ→食べる→戻るをできるか不安になったが、なんとか間に合った。
いつもの【冷やかけ(大・ネギ多め)、ちくわ天、すだち】を頼む。 御茶ノ水にいたころは毎日のようにコレを食べていたんだよなぁ。思い返すとなんて恵まれていたのか...。
仙台は「讃岐うどん不毛の地」、美味しいお店が全く見当たらない。
研修を終え、いよいよ新幹線で新潟に向かう。
東京駅では競馬新聞を探して広い駅舎を右往左往。NEWDAYSが意外と少ない、そしてどの店も競馬新聞を置いていない。なぜだ!?
結局、山手線ホームのキオスクで手に入れることができた。
新幹線ホームではラジオNIKKEIのK屋敷アナウンサーに遭遇。乗車待ちの列に並んでいた。
今後の競馬実況を支えるであろうホープ、同じ新幹線で出張に向かうのか。イヤホンをしていたので話しかけるのは断念。
いよいよ夏の最後のイベントがスタート。これを楽しみに8月の労働を頑張った。
車内では汗だくになって手に入れた競馬新聞を熟読する。至福の時間だ。
いつもの東北新幹線とは違う上越新幹線の車内メロディが旅情感を誘う。
定刻通りに新潟駅に到着。
パラパラと雨が降っている。明日は重馬場か。
新潟グルメを満喫すべく夕飯をまだ食べていないが、荷物を置くためにまずはホテルへ。
駅から歩いて7分程度、天然温泉付きのドーミーイン。
美味いものを食べ、温泉に浸かり、競馬場(野球場)へ足を運ぶ。これぞ旅の醍醐味、最大のリフレッシュ。
ホテルに着くころには雨が本降りになってきた。フロントで傘を借りていざ夕食へ。記念すべき「新潟一発目」は新幹線の車内から決めていた。
そばはつなぎに布海苔(ふのり)を使ったもの。ひと口程度に丸めて盛り付ける「へぎそば」と麺自体は同じ。ならばもりで良いでしょう、ということで。
普通のそばよりなめらかでノド越しが良い。甘辛いタレカツ丼との相性もたまらない。
店内のテレビではNHKのニュースが流れていた。
ニジンスキー!? 往年の名種牡馬がなぜ...?と思いきや、スケートの羽生君の新プログラム使用曲だとか。そりゃ馬がいきなりトレンドになるわけないか。
店を出たら雨脚も弱まっていた。帰り道にコンビニでデザートを購入。
新潟に来たら「もも太郎」を食べないと。イチゴ味のアイスバー、さっぱりとした後味が最高。税込み52円、財布にもやさしい。
温泉とサウナで汗を流してから就寝。
さあ、明日はいよいよ新潟競馬場だ。
つづく。
無為(8月26日 千葉ロッテ×オリックス@ZOZOマリン 観戦レポ)
8月24~26日、マリンでの3連戦を全て観戦した。
主目的はオリックスビジターチケットの消化。ヤフオクで2枚2000円にて購入したものを連戦中に使い切った(24日は新聞屋招待券)。
15時過ぎにカモメの窓口で当日券と引き換える。
お姉さん「Oマリンシート、B指定席からの引き換えとなります」
私「アレ?昨日はマリンシートに引き換えられたけど...」
お姉さん「??? 少々お待ちください」
背広姿の偉い人が出てきて、お姉さんに何やら説明している。
お姉さん「ゴールド試合は引き換え可能エリアが異なります」
マリンシートに変えられた前日はシルバー試合だった。試合カテゴリーによって対象エリアが異なるらしい。
昨年まではプラチナ試合でもS指定やマリンシートに使えたはず。マリーンズ球団、随分とセコくなった。
客入りが芳しくないくせに、安く入場する方法を封じることだけは一丁前にやるのか...。
Oマリンシートは通路側が空いておらず、結局B指定席へ。
ただ、引き換えた席はネットを被る見にくい場所。さらに前列にかなりデブな人が来てしまったため、やむなく内野自由席に移動。
ネット裏よりも内野自由席下段の方が見やすい。
8月最後の日曜日だというのに、3塁側内野自由席は試合開始後も空席が目立つ。
あの手この手で安いチケットの客を締め出す前に、やることがあるんじゃないのかねぇ...
ゴールド試合でも新聞屋招待券を使えるようにしても良いのでは。空席はホットドックを食べない。
試合内容はつまらないの一言に尽きる。
投手陣が失点を重ねるのをただ一人眺める。8月最後の日曜日、最悪の過ごし方。
先発の種市は、直球に力強さがあるわけでも、変化球に切れがあるわけでもなく。1軍の先発としてはまだ実力不足では。今後の成長に期待。
8点目を取られたところで、隣のマリーンズファンのちびっ子が泣き出してしまった。うん、泣く気持ち分かるよ。マリーンズを応援するちびっ子は、幾多のクソ試合を球場で観ることで「鴎党」としての自我を確立していくのだ。
今年の目標、マリン来場10回に到達。
現時点で借金4。来場試合の勝率、打者なら褒められるけどねぇ...
9月は3試合(マリン2、楽天生命1)に参戦予定。Bクラス濃厚だが、残り少ない球場観戦を楽しむとしよう。
アジャのミート力(8月25日 千葉ロッテ×オリックス@ZOZOマリン 観戦レポ)
3連闘の中日。
カモメの窓口でオリックスビジターチケットを引き換えてからWBGのスタバへ。
(オリックス戦の必勝パターン)
東スポで明日のレース予想をしながらアイスコーヒーを飲む。
1面は金足農業の吉田くん。ちなみに前日の1面も吉田くんだった。
試合開始30分前に球場へ戻る。
今回はマリンシートの最上段。昨年まではS指定に引き換えてくれたはず。
そして翌日、マリーンズ球団の厳しさを痛感することになる...。
ボルシンガーの抹消で先発のチャンスが回ってきたチェン。対するバファローズは新外国人のローチ。
ローチを生で観るのは初めて。スーパーマリオのようなヒゲが目立つ。
先制したのはバファローズ。
吉田の応援歌は聞きほれてしまう。T-岡田やタオルダンス、バファローズの応援はかっこいいものが多い。
この吉田の打席で、列の真ん中の女性が売り子を呼び止めてビールを購入。
試合の行方を左右する"イイ場面"でビールを買うのはやめてほしい。じっくりと観たいのに、目の前でビールやお釣りの受け渡しをされると気が散る。
中央部分に座るときは、イニング間など状況を考えて買ってほしい...というのはワガママな要求かな。
そしてこの方、購入直後にビールをぶちまけてしまう。マリンシートの最上段から下の人にビールが流れていく...。
私はカバンに少しかかった程度で済んたが、すぐ下の夫婦は持ち物がびしょ濡れ。
当然、女性は平謝り。「いい加減にしろ!クリーニング代よこせ!」と怒鳴られても仕方ない場面だと思うが、この夫婦は全くと言っていいほど怒らなかった。いやぁ、世の中にはできた人もいるもので。私がこの夫婦の立場なら...多分怒っちゃう。
3回裏、ローチをすぐに攻略。1番・岡からの4連打で3点を奪う。
続く4回裏には平沢の2点タイムリー。落球をやらかした翌日にタイムリーが出たのは良かった。
昨日は強風で中止になった花火も無事に行われた。
井口監督、1失点で踏ん張っていたチェンを5回でスパッと代えて継投策へ。これはあらかじめ決めていたのかな。
6回表は益田、7回表は若手の岩下...だが、中島と福田にタイムリーを打たれて2点差に。
2アウト1,2塁で田中靖洋に交代。田中は1軍再昇格後は初登板となる。
バッターはマレーロ。高めに置きにいった初球をフルスイング!
逆転3ランを覚悟した...が、打球はフェンスを直撃。なんとか同点止まりで済んだ。"ツキ"はまだマリーンズにある。
その後は両チームとも中継ぎ陣が頑張って迎えた9回裏。
バファローズは抑えの増井が連投。同点の場面でも守護神を起用してきた。
すると先頭の平沢がヒットで出塁。岡がきっちりとバントを決めてサヨナラへのおぜん立てはできた。
印象的だったのはバント成功後に手を叩いて喜んでいた岡。バントを決めて喜べる選手、これぞ「for the team」だろう。岡は獲って正解だった。
2アウト1.2塁になって打席には井上。
ライトスタンドからはチャンステーマ1が流れる。ここで決めろ!
左中間を破った!サヨナラ勝ち!!
サヨナラの試合を現地で観るのは、昨年の井口引退試合以来。
ナイター勝利後の演出。
今年、マリンのナイターで勝ち試合を観るのは初めて。光がゆらゆらと、勝ったから余計綺麗に見えるわ。
今年のアジャはホームラン「だけ」ではない。
チャンスできっちりとヒットを打てるからこそ、3割近い打率を残している。
一打サヨナラの場面、今年のアジャの良さが出ていたと思う。
(この試合以後、絶不調になってしまったが...)
レース予想 新潟記念
只今、新潟に滞在中。
過ぎ行く夏に思いをはせながら旅打ちに没頭するのはたまらない。
明日は新潟記念を当てて寿司屋に直行、といきたいものだ。
◆新潟記念(A)
◎ストーンウェア
○グリュイエール
▲ブラストワンピース
☆セダブリランテス
△メートルダール
準オープン時代に美味しい馬券を取らせてもらったストーンウェア。
オープン昇格後も追いかけ続けているが、重賞初制覇の絶好のチャンスが回ってきた。
この馬の好走条件は左回り・2000m。実際、二つの条件がそろったノベンバーS(1600万下)は、高いメンバーレベルながらも勝ち切った。続く中日新聞杯は内に包まれて何もできず。度外視で良いだろう。
以降は、ダイワキャグニーに0.1秒差2着のメイSなど、中身の濃い競馬を続けている。
「この馬が重賞を勝つとすればここしかないと言っても大げさではないはず」
(競馬エイト野田TMのコラムより)
54㌔と斤量にも恵まれ、条件がピタリとはまる今回は陣営もメイチで仕上げてくるはず。
蛯名Jよ、寿司を食べさせてくれ!!
同じくメイチで来そうなのはグリュイエール。長期の休み明け後、左回りで好走を続けている。賞金を上積みして秋へ、と藤原英調教師は目論んでいるだろう。
ブラストワンピース、セダブリランテスのスケール(さらに上のグレードで戦える可能性)は前記2頭を上回るが、今回は休み明け。逆転の可能性は十分。
カツカレーで勝つ...?(8月24日 千葉ロッテ×オリックス@ZOZOマリン 観戦レポ)
先週末は千葉へ。
目的はマリーンズ戦のみ。
この日はとにかく風が強かった。
友人と2人で内野自由席に陣取る。
柳田、森に中村晃...どことなく福岡の香りがするアンパイア陣。
試合前に腹ごしらえ。Dゲート横のフードコートでカツカレー(800円)を購入。
ルーは辛さ控えめながらコクがある。Fゲート近くの売店よりもコチラの方が味では上。ただ、ボリューム面は向こうの方がコスパ高し。
試合は二木康太とディクソンの投手戦。
5回裏に田村のタイムリー3ベースでマリーンズが先制!
クリームソーダでカンパーイ!
二木は7回までスコアボードにゼロを並べる。
球数は100球近く。8回もマウンドへ上がるのか。
友人とは意見が割れたが私は続投派。"幕張農業"のエース、二木が頑張らないと。今の中継ぎ陣は信用できない。
果たして井口監督が私の思いを汲んでくれた。二木は続投。
ただ、代打の切り札・中島裕之に痛恨の2点タイムリーを打たれる。フラっと上がった打球がセカンド、ライトの間にポトリと落ちてしまった。
続いて平沢が痛恨の落球をやらかして3点目。強風で仕方ない部分もあるが...。
8回は不運な打球やプレーが多かった。二木はよく投げたと思う。
2点ビハインドの9回裏。
バファローズの守護神・増井から2アウト満塁の大チャンスを作る。
一打サヨナラの場面で代打・福浦和也!マリンのボルテージは最高潮!!
私も今年一番の声量で応援した。
打球はフラっとレフト方面へ上がった。
落ちろ!落ちろ!!
...という願いもむなしく、ボールは無情にもTー岡田のグラブへ。
5回裏、1アウト3塁から追加点が取れなかったのが痛い。
最近のマリーンズは「あと〇点取れたのに...」と言いたくなる攻撃がとても多い。
あとはなんといっても9回裏の角中の走塁だよ。大塚3塁コーチ、なぜ回した?
どう見てもアウトのタイミング。3点を取って逆転サヨナラするためにランナーを貯めたい場面、イチかバチかで本塁に突っ込む意味が分からない。
結果論にはなるが、その後の攻撃(と制球に苦しむ増井)を見るとサヨナラ勝ちの可能性は十分にあった。うーん、悔いが残る。
試合後は海浜幕張の居酒屋でホルモン焼きをつまみながら感想戦。
話題は来季のスタメンへ。
【中村・荻野・丸・井上・新外国人・角中・鈴木大地・田村・藤岡】
どうでしょう?
レース回顧 朱鷺S・小倉日経OP・キーンランドC・新潟2歳S
◆朱鷺S
1着:ー ワンスインナムーン
2着:○ ショウナンライズ
3着:ー コウエイタケル
(4着:◎ アイライン)
600m通過33秒5。ハイペースで飛ばしたが、前が残り「行った行った」の決着。
ワンスインナムーンはスムーズに逃げられたのが大きかった。完全復活、とまではいかなくとも、次走スプリンターズSに出てくるなら枠順次第で印も。
アイラインはいつもより前めの位置を取って頑張ったが、前3頭に残られたら仕方ない。
◆小倉日経OP
1着:○ レトロロック
2着:◎ エンヴァール
3着:△ キョウヘイ
○◎△で3連複をゲット。
1000m通過59秒4、今の小倉の馬場を考えるとスローに近い。
レトロロックはこれで小倉4勝目。平坦コースの綺麗な馬場が最も向くのだろう。
気が早いが、来年の小倉大賞典に出てきたら見逃せない。
◆キーンランドC
1着:◎ ナックビーナス
2着:○ ダノンスマッシュ
3着:ー ペイシャフェリシタ
ナックビーナス&モレイラJが重賞初制覇。
この馬のような堅実派に乗らせると、モレイラJは本当によく勝ち切る。
次走は間違いなくスプリンターズSだが、モレイラJ以外が乗ると再び「善戦ウーマン」になってしまう可能性も。
◆新潟2歳S
1着:◉ ケイデンスコール
2着:- アンブロークン
3着:- スティルネス
単勝1点買いが奏功。
長い直線での末脚比べを制した。新馬でアドマイヤマーズにハナ差の実力派、マイル戦線なら今後も重賞で好勝負。
これまた気が早いが、来年のNHKマイルで買いたい。
レース予想 朱鷺S・小倉日経OP・キーンランドC・新潟2歳S
◆朱鷺S (A)
◎アイライン
○ショウナンライズ
前走で1200mを使い、ある程度前のポジションを取れそうなアイラインを狙う。
外枠からスムーズに競馬できるのもプラス。
◎の単勝と○へのワイドを買う。
◆キーンランドC (B)
◎ナックビーナス
○ダノンスマッシュ
▲キャンベルジュニア
★タマモブリリアン
△ヒルノデイバロー
△ムーンクエイク
△デアレガーロ
△キングハート
高松宮記念3着馬のナックビーナスの実力を信頼。
洋芝実績に加えて鞍上はモレイラ、馬券内はまず外さないだろう。
◎からの3連複フォーメーションで。
◆小倉日経OP (B)
◎エンヴァール
○レトロロック
△キョウヘイ
△マサハヤドリーム
格上挑戦になるが、少頭数で先行有利のメンバー構成ならエンヴァールが有力。
◎○からの3連複2頭軸流し。
◆新潟2歳S (A)
◉ケイデンスコール
大物のアドマイヤマーズと新馬戦でハナ差2着の接戦を演じたケイデンスコールで堅い。
同コースでの未勝利戦の勝ち方も秀逸。
◎の単勝1点買い。