毎日王冠など観戦記 一眼レフの練習へ
仕事で使うため一眼レフのカメラを買った。
会社から支給されるお金の上限は5万円、メーカーはニコンかキヤノンの二択。
いつも野球や競馬観戦で使っているコンデジがキヤノンのため、今回は二つの条件を加味しながらキヤノンのレンズ付きエントリーモデルを購入。SDカードを合わせて4万9千円チョイ、ギリギリの買い物をしたものだ。
愛用のコンデジ。望遠に特化したモデルで野球観戦のときに重宝する。
さて、せっかく買った一眼レフを早く使ってみたい。
しかし、コンデジと同じキヤノンを買ったは良いものの、過去に一眼レフを触ったのは大学のころのサークル活動で数回のみ。キレイな写真の撮り方はおろか使い方がままならない状況では仕事に支障が出てしまう。こうなったら練習あるのみ。
というわけで、ピカピカの一眼レフをリュックに入れ、日曜日にお出かけ。
写真の練習半分、ひと儲けをたくらむ野心半分。リュックには前日予想済みの競馬エイトも入れてきた。
皆が待ちに待った秋の東京開催開幕週、なおかつ毎日王冠に豪華メンバーがそろったせいか競馬場内はGⅠ並みの大混雑。当然スタンド席は空いておらず、撮影を開始した評判馬ぞろいの新馬戦(芝2000m)のパドックも混んでいる。
カメラの設定の仕方がよく分からないため、スポーツモードにして新馬戦のパドックを撮ってみる。
国枝栄調教師がお得意の甲高い声でルメールと話していたコズミックフォース(写真2枚目)を単勝で買ってみたものの3着でハズレ。父キングカメハメハ・母ミクロコスモス(阪神JF3着)で、サンデーRで5000万の募集価格が付けられた良血馬。長い目で見たい。
新馬戦のパドックを撮影した後は「ど・みそ」の特みそこってりラーメン。
普段みそラーメンはあまり食べないけどこのお店は美味い。タピオカ粉ブレンドの浅草開化楼の麺にコッテリスープが合う。もやし、チャーシュー、味玉も入ってボリュームもまずまず。880円の値段も競馬場というシチュエーションを考えれば高くはない。
パドック撮影でお目当てのレースは毎日王冠...ではなく7レースの500万下(ダート1600m)。
6レース終了後にスタンドからダッシュして、背が低いおばあちゃんの後ろのコーナーに陣取った。ここなら人が被らず馬体を見ながら写真撮影ができる。
注目はアルーアキャロル。
新馬戦、500万を圧勝して将来のダート王候補に名乗りを上げたものの、その後2戦は2着が続き、前走は8着敗退。今回は骨折からの休み明けだが、実力から言えば降級で500万にいる馬ではない。新馬戦を勝ったとき、まさか4歳秋にまだ500万だとは思わなかった。
単勝1.2倍の断トツ1番人気。馬体の仕上がりも良い。
鞍上のルメールもニッコリ。
名前が気になるこの馬は押さえに購入。
レースはアルーアキャロルが人気に応えて快勝!
来年は必ず重賞を獲れる器。このまま順調にいってほしい。
しかし、私の馬券はというと...3連複フォーメーションを絞りすぎでハズレ。
毎日王冠で波乱を演出するのは素質ある3歳馬。あのジャスタウェイも3歳時に二桁人気で激走した。
今年はダイワキャグニーが格好の穴馬。好タイムでプリンシパルSを快勝した内容から開幕週の馬場も味方すると見た。
直線は魂の「北村!」コール。残せ!残せ!残せ!
…最後の最後にグレーターロンドンに差され、ハナ差及ばずの4着。万馬券がハナ差で紙くずになった。
4コーナー向いて抜群の手応えでソウルスターリングを交わしたときは頭まであると思ったけど...。
結局、馬券はひとつも取れず。まさかのボウズで東京競馬場を後にすることに。
とりあえず一眼レフで撮影すること自体には慣れた。まずはモードをうまく使い分けて撮影してみよう。
ただ、今のレンズではレースを撮影するのは難しい。パドックも遠い位置からではなかなか良い写真が撮れない。
望遠レンズが欲しくなったぞ。自腹で買うかな。