オレたちの救世主(4月14日 千葉ロッテVS埼玉西武@ZOZOマリン 観戦レポ)
全国のサラリーマンの皆様、今週もお疲れ様でした。
仕事終わりの華金に地下鉄と京葉線を乗り継いでZOZOマリンです。
開幕戦とはうって変わってガラガーラ。まともな大人は恋人と過ごすなり同僚と飲みに行くなりして華金を満喫していますよね。だってマリン、まだ寒いし。「まともじゃない」大人たちが初春の幕張にチラホラと集まりました。
ただ、私はこういうガラガーラな雰囲気のマリンのほうが好きです。ガラガーラなマリンで新聞屋のチケット使って野球観戦、いいっすよ。
到着したのは2回表が始まるところ。スタメンはご覧のとおり。(撮影が遅れました)
スタメンに1割台が5人、打率を見ただけで「どうやって点取るんだよ...」とため息がでますよね。
マリーンズ先発は二木。今季初登板。
二木のしなやかな柔らかいフォーム、良いですよね。
対する西武は今季の開幕投手、菊池雄星。マリンで西武戦に行くとなぜか「雄星率」が高いんですよね。
序盤は両先発による投手戦。マリーンズはチャンスを作るも得点できず。
しかし先制はマリーンズ、細谷圭の激走!なんとかゲッツー崩れで1点をもぎ取りました。
そうそう、打てないならこうやって泥臭く1点を取りに行くしかないのよ。
迎えたラッキー7。「吠えろライオンズ」を聴いてからトイレへ...
...!?
やられた、おかわりにホームラン打たれました。トイレや買い物で席を離れているときに試合が動くの、すごく損した気分になりますよね。これで振り出しに戻りました。
ただ取ったら取り返すのが今日のマリーンズ。伊志嶺、粘って粘っての勝ち越しタイムリー!
角中が2カ月近く戦線離脱をしそう(これは痛い...)なところ、外野手にとってはある意味「大チャンス」ですよね。粘ってのしぶといタイムリー、お見事でした。
8回からは内野自由席の前列に移動します。3塁側内野自由席の後列は、すぐ後ろのテラス席の集団が試合後半に酔っ払ってとてもやかましくなるので...
二木から内へのリレー。男女別パートのチャンテを発動させるも無失点で切り抜けます。ライオンズのチャンテ、女性パートの声が小さい。
9回表は大石達也が登板。先日斎藤佑樹が投げ、そして大石。あとは福井優也が投げれば「早稲田BIG3」がZOZOマリンに揃い踏み...だけど今年の交流戦はマツダスタジアムだから可能性はゼロかー。
9回裏は我らが守護神、益田です。
浅村から始まる怖い打順、いきなり浅村にヒットを打たれて嫌な予感。しかしここからおかわりと斉藤を連続三振、よし、あと1人!
最後のバッター、メヒアも追い込んだ、あと1球...!
そこには悪夢が待っていました...。あと1球からの逆転2ラン...。
ライオンズファンにとっては救世主、マリーンズファンには....サタン(敵対者)?
打った瞬間に「あちゃ~」となる当たり、苦笑いでガックリ。
となるとライオンズの守護神、増田達至が出てきます。「ますだますだ」の共演です。
メヒアのホームランに触発されたか、我らがダフィーが2ベースで出塁。「やればできるじゃんか!!!」(後ろに座っていた酔っぱらいおじさんのヤジ)
1アウト満塁のチャンスを作り、打席には...
代打、福浦和也!
向こうの救世主がメヒアなら、オレたちの救世主は福浦だ!!
幕張の安打製造機、舞台は整った。大チャンステーマをバックに打てー!!
まさか、まさかのダブルプレーで試合終了。
満塁策を選んで上手くゴロを打たせたライオンズの勝ち、ってところですかね。
いやぁ、こういう試合を取らないと。
スタメンにまともに打てるバッターが数人しかいない中でゲッツー崩れや粘ってのタイムリーでなんとか点を取り、先発が試合を作ったらちゃんとモノにしないと...。勝てる試合はしっかり取ろう!
全然打てないんだから、今年のマリーンズは投手力で食らいつくスタイルで勝たないと上位からどんどん離されますよ。それだけに、2試合連続の益田の乱調が痛すぎるねぇ....。
一方、収穫は二木の好投。次が楽しみになる内容でした。
明日もマリン行きます。