キーマンは石川歩(3月13日 OP戦 千葉ロッテ×オリックス@ZOZOマリン 観戦レポ)
有休を取って幕張の免許センターへ。自宅から20分程度のサイクリング。
今回の更新で晴れてゴールド免許に昇格した。しかし、全く運転しないペーパードライバーがゴールド免許を持っていても自慢にはならない。登板数ゼロの投手が「防御率0.00だぜ!」と威張るようなものか。
免許センターを後にしてイオンモールで買い物。平日のイオンモールは空いている。
そして本日のメインイベント、ZOZOマリンでオープン戦!球春到来!
新しい年の1発目に球場のゲートをくぐるときの高揚感は何度味わってもたまらない。張り替えた真新しい人工芝を見て「今年も始まる...!」というワクワクがこみあげてきた。
特別内野自由席の3塁側上段に陣取り、イオンモールで買い込んだ総菜を食べながらのんびりと試合観戦。平日のオープン戦にしてはお客さんも入っている。
今年は仙台赴任でマリンへ足を運ぶ機会がグッと減る。1回1回の観戦を大切にしていきたい。
おお、目の前ではドラフト1位ルーキーの安田くんが守備練習中。
今年はファームでじっくりと鍛えて、数年後にマリンでクリーンアップを打つ姿を見せてほしい。
スタメンはご覧の通り。福浦がオープン戦初スタメン!
先発は石川歩と金子千尋。有休を取った甲斐がある。
井口監督と福良監督のメンバー表交換。
余談だが、昨秋に仕事で福良監督とお会いする機会があった。スーツ姿はどこにでもいそうなサラリーマン。多分、山手線で隣に乗っていても気づかない。
今年のマリーンズ浮上の"キーマン"だと見ている石川歩。昨年はWBCに向けた調整が影響したのか、シーズン成績はさっぱり。ルーキーイヤーから2桁勝利を継続してきた安定感抜群の石川はどこへ行ってしまったのかと、マリーンズファンの誰もが嘆いたはず。
2014~16年の彼を見れば、パリーグでトップクラスの実力を持つ先発投手なのは明白であり、彼の復活が無くてはマリーンズの優勝、Aクラスは見えてこない。最低でも防御率2点台、背番号くらいの勝ち星を挙げてほしい。
この日は4回を投げて2失点、マックスの球速は150キロ近く出ていた。2失点ともヒットやホームランではなく内野ゴロによるもの。状態は悪くない。この調子で開幕を迎えてくれれば。
対する金子千尋は開幕に向けて不安を残す内容だった。4回表に4連打を浴びて3失点。常にボール先行で球数がかさむ苦しいピッチング。
本日四つ目のフォアボールを中村奨吾に与えたところで90球を超えて降板となり、結局、予定の4イニングを投げ切れなかった。福良監督のぶぜんとした顔が目に浮かぶ。
5回からは二木康太が登板。石川と同様、彼も先発としての活躍が期待される。
モデルのようなスラリとした体型から繰り出されるしなやかな投球フォームが魅力的。「インスタ映え」するピッチャーだと思っている。
4イニングを投げて無失点。昨年の規定投球回到達からステップアップして、今年は飛躍の年になるのでは。彼にも2桁勝利を期待したい。とにかく楽しみ。
「楽しみ」といえば、福浦和也の2000本安打達成を待ち遠しいところ。
打席での構えが美しい。彼の安打をあと何回マリンで現地観戦できるだろうか。
バファローズは金子、小林の後の3番手としてディクソンを投入。
後半戦は二木とディクソンの投げ合い。石川、金子千尋、二木、ディクソンをいっぺんに見られるのもオープン戦ならではのぜいたく。いやぁ、この日に有休取って良かった(笑)。
ディクソンは3イニングを無失点。マリンで投げるディクソンは毎年やっかいなイメージ。今年も手ごわいのかな。
9回は「ソラシド王子」大谷智久が締めてゲームセット。今年も中継ぎの柱としてフル回転で頑張ってほしい。
2018年の現地観戦試合も白星スタート。
勝敗は二の次のオープン戦とはいえ、勝つのはやっぱりうれしい。
絶好調のオープン戦からシーズン序盤で絶望を見せられた昨年のこともあって手放しでは喜べないが、若手が活躍してオープン戦を勝っているところには好感が持てる。果たして藤岡、菅野のルーキー2人が開幕スタメンをつかむのか。
この日の試合で2安打を見せた平沢大河も、今年はひと味違うという感じがする。
井口マリーンズがいよいよシーズンの船出を迎える。