福島旅行 3 新馬戦 来年の桜花賞馬?フィルハーモニー
【前回のあらすじはコチラ】
検討会を途中で抜け出し、パドックへ向かいます。
福島芝1200mの牝馬限定戦、デビューの舞台としてはかなり地味な条件ではありますが、この中に未来の桜花賞馬がいるかもしれません。
事前予想で注目していたのは3頭。
ダイメイジャスミン。ロードカナロア産駒、こちらも新種牡馬の子。
ちなみに1番人気はジョブックコメン。ドリームジャーニー産駒。
「ジョブック」でピンときた方、かなりの競馬ファンですね。そう、萩本欽一さんの愛馬です。
鞍上は戸崎圭太騎手。1番人気の原因は騎手か、はたまた馬主か。
デルキーネスに乗る大野拓弥騎手。スノードラゴンとサウンドトゥルーにはお世話になりました。
そしてフィルハーモニーは柴田大知騎手。さすがラフィアン主戦騎手。
新馬戦の本馬場入場曲を夏の暑いスタンドで聴くと、あぁ、夏競馬満喫してるなぁ~という気分になります。
悩んだ末、馬券はパドックで最もよく見えたダイメイジャスミンの単勝を厚めに、デルキーネスの単勝、あとは上記3頭の馬連ボックス。欽ちゃんのジョブックコメンはパス。コメンを買わずにゴメン!
レースでも2頭並んで直線を駆け抜けてくれよ!
12頭にとっての一生に一度の晴れ舞台がはじまります!
1200mの短距離戦、あっという間に直線へ。
直線で抜け出したのは、欽ちゃんの夢をのせたジョブックコメンとデルキーネス!
(観戦に夢中で写真がブレブレになりごめんなさい)
さらに外からグーンと1頭伸びてきた。あれは...ラフィアンの勝負服、フィルハーモニーだ!
短い短い福島の直線にもかかわらず、鋭い差し脚がきまりました。フィルハーモニーがまとめて差し切って新馬勝ち。
2着:デルキーネス、3着:ジョブックコメン、狙ったダイメイジャスミンは直線伸びきれずの4着。
柴田大知騎手、仕事をやり遂げた表情。
マリンスタジアムでも「ダイチー!」と声を張りますが、競馬場のスタンドでも「ダイチー!」と声援を送ることは結構多いです。ラフィアンの勝負服で先行馬に乗るときは買えるジョッキーですよ。このレースはいつもの大地らしからぬ?差し切りでしたけどね。
2着に敗れたデルキーネス陣営は、早くも次走への作戦会議でしょうか。
検量室前には東京スポーツ、虎石晃記者の姿も。
初勝利の口取り式。
フィルハーモニー、前半で置かれたレース振りを見るに1200mはやや短いでしょう。距離が伸びたほうが良いタイプ。しかし、ダイワメジャー産駒ということを考えると、ベスト距離はマイル前後か。来年の桜花賞馬...は夢見すぎでも、フェアリーSあたりならチャンスがあっても。まずは次走にダリア賞を使ってほしいな。新潟の長い直線で末脚炸裂だ。
馬券は馬連が当たったものの、単勝を買いすぎたためトリガミに。デルキーネスが残っていたら単勝も当たってプラスだったけどねぇ。
残りの2頭、デルキーネスとダイメイジャスミンも今後追いかけていきますよ。
次回に続く。