レース回顧 五稜郭S・豊明S・阿武隈S
仙台から高速バスに揺られて1時間強、福島競馬場へと行ってきた。
始発のバスターミナルで既に補助席まで満席という混雑ぶり。オジュウチョウサンのパワーか、あるいは「タケちゃん効果」(同乗していたオジさんの発言)か。
オジュウチョウサンとタケちゃんのコンビが圧勝した開成山特別、指定席エリアは最後の直線で拍手大喝采。ひとり「ウチパクっ!」と声を出した私は完全に部外者だった。ウチパクさんのアイスコールド、直線の競り合いで伸びを欠いて5着。
新馬戦を「ヨハネスブルグ丼」で仕留めて以降、まともな当たりは無し。そこそこのマイナス収支を抱えて3場のメインレースに突入。
◆五稜郭S
1着:○マイスタイル
2着:△スティッフェリオ
3着:◎ドレッドノータス
○△◎で3連複7.2倍をゲット...したものの、◎からの馬単が外れてトリガミ。3連複はマイスタイルの組み合わせを厚めに買ったが、7倍しか付かないようではさすがに厳しい。
1000m通過61秒ちょうど、マイスタイルが絡まられることなく逃げて完勝。名は体を表す?勝ち方だった。
さすが昨年のダービー4着馬、準オープンでは力が違う。今後は重賞でもやれる。
スティッフェリオは好位からレースを進めたが、マイスタイルには離された。準オープンはメンバーに恵まれれば勝てる、といったところか。
本命に据えたドレッドノータスはスティッフェリオから3馬身半差。インで脚を溜められたのは良かったが...。
◆豊明S
1着:-エイシンティンクル
2着:◎レインボーフラッグ
3着:△ヴェネト
最初の600mが33秒4の激流、想定通りの展開にはなったが...1着馬がノーマークでハズレ。
エイシンティンクルから好位の外から力強く伸びた。これまでの勝ち方は全て逃げ切り、まさか好位差しができるとは読めなかった...。あるいは、初の1400mへの距離短縮が奏功したのか。
2~5着は印を付けた馬が入っているだけに、悔いが残る。
◆阿武隈S
1着:◎ミッキーグローリー
2着:△エマノン
3着:△ユニゾンデライト
プレミオテーラーの逃げで1000m通過は59秒3。ほぼ平均ペース。
ミッキーグローリーは道中でポジションを上げ、直線で難なく抜け出して完勝。準オープンの手薄なメンバーに入ればやはり力は一枚上だった。この先は函館のマイスタイル同様重賞で見たい。
エマノンは内の好位からしぶといレース運び。ただ、軽量と小回りコースに助けられた感が強い。
逃げ切りで1000万を勝ち上がったユニゾンデライトが、後方一気で3着に来たのは意外だった。
ウオッカの娘・タニノアーバンシーはまさかの大差シンガリ負け。3角過ぎからズルズルと後退、まるで酔っぱらっているかのような走りだった。
なお、馬券はハナズレジェンドとキャプテンペリーが不発でハズレ。タケちゃん、9レースよりもメインで頑張ってほしかったよ...。