レース回顧 麦秋S・垂水S・大沼S・宝塚記念(6月23日 東京競馬場観戦レポ)
ダービーデイ以来の東京競馬場。
ネット予約で5階のC指定席を押さえた。ゴール板が近い良席。
朝飯に「馬そば深大寺」でいつもの(ゲソ天そば+煮玉子)をいただく。
重賞のない土曜日ということもあり、場内はダービーデイと比べてかなり空いている。(当たり前だ)
馬券は2レースから。
メインレース以外は事前検討を全くしていないため、新聞に赤ペンで印を付けてとりあえずの展開予想。単勝2点の「UMAJO買い」と15番からのワイドで挑む。
すると、差し有利+初ブリンカーで買ったフラワーストリームが激走して単勝とワイドをゲット!13番人気で単勝59倍、この的中で本日のプラス収支はほぼ確定。
続く3レース(3連複20.7倍)と4レース(馬単63.9倍)も連続的中。どうしちゃったのかと自分でも不安になる。
エメラルファイト。毛色からも分かるようにクロフネ産駒。
ブルーアガヴェ。ディープインパクト産駒。
新馬戦から二人引きというのは、気性に不安があるのかな。
イヴォーグ。オルフェーヴル産駒。
ミディオーサ。ディープインパクト産駒。
重賞勝ち馬、ミスエルテの半妹。
パドックで最も良く見えたのはマロリン。
ヴィクトワールピサ産駒。牝馬にしては馬体を大きく見せる。外目をゆったり歩いている点もプラス。
先日、ついにGⅠ騎乗の資格を得た藤田菜七子Jも参戦。
指定席に戻ってレースを観る。
ゴール前はエメラルファイトとミディオーサの追い比べ。内のエメラルファイトがクビ差しのいだ。
上位3頭で唯一後方から追い込んできたミディオーサのレース内容は濃い。来年の牝馬クラシックで注意すべき存在になる可能性も。
がんばれ馬券で応援したマロリンは6着。頭の高い走法で馬がまだまだ若い。これからどんどん良くなる余地はある。
ランチは競馬場内のセブンイレブンで買ったサンドウィッチとアイスコーヒー。
普段、サンドウィッチを食べる機会がほとんど無いためか、ペッパーボークサンドが思いのほか美味しく感じた。
阪神9レースは、軸に据えたタスクフォースがゲートから飛び出して放馬。結局、競走除外になり馬券は全額戻ってきた。7倍の3連複を当てたとポジティブに考えよう。
序盤の貯金がやや少なくなってきたところで3場のメインレース。
◆大沼S
1着:▲リーゼントロック
2着:◎ヨシオ
3着:-ゴーインググレート
想定通り、ヨシオがすんなりハナを取ってリーゼントが2番手。
そのまま直線に向いてあとは3着争い。タムロミラクルが突っ込んできた!安いけれどバローズが3着でもいい!よし取った!
...と思いきや、最後の最後まで内ラチ一杯、ゴーインググレートが3着に粘ってハズレ。
後で新聞を読み返すと、先行有利の展開で買うなら押さえるべき馬だった。1400mである程度の位置を取れる馬を、函館のような小回り1700mで無視してはいけない。
◆垂水S
1着:▲キョウヘイ
2着:○エンヴァール
3着:☆レッドアンシェル
(4着:◎ブラックスビーチ)
道悪を考慮して、エンヴァール軸の馬連・馬単を購入。レッドアンシェルは距離延長が影響して3着まで(=買わない)という決め打ち。
結果的には軸の変更、レッドの決め打ちともに奏功。ただ、アタマ差で馬単を取り逃してしまい収支的には少々プラス程度。
緩い流れに乗って絶好の競馬をしたエンヴァール。それを差し切ったキョウヘイは、得意の道悪も相まって地力が一枚上だった。
レッドアンシェルはマイルに戻ってきたら再び注意。
◆夏至S
1着:◎ナムラミラクル
2着:▲レッドオルバース
3着:☆スマートダンディー
一鞍入魂、藤懸貴志Jが意地を見せた。
本線の馬単と3連複をゲットして、まとまって儲けることができた。
2番手からレースを進めたナムラミラクル。600m通過34秒3のハイペースで直線での失速も覚悟したが、直線入口で早めに逃げ馬を捕らえてそのまま押し切った。
想像以上に強い内容。東京D1600m以外で同じパフォーマンスが出せるかは未知数だが、OPでも通用する力自体はある。秋には武蔵野Sに出てきてほしい。
レッドオルバースはこのコースでは安定勢力だが、東京以外のコースでは狙いにくい。夏競馬に出てくるようなら危険な人気馬に。
スマートダンディーは軽い馬場が味方した。距離はやはり1400mの方が良いのでは。
結局、この日は大儲けで東京競馬場を後にして、翌日は宝塚記念のみ参加。
◆宝塚記念
1着:△ミッキーロケット
2着:○ワーザー
3着:ーノーブルマーズ
(7着:◎ステファノス)
ワーダーとワーザーの決着。
1000m通過59秒4、馬場を考えればやや速いか。
ミッキーロケットは中団やや前のインという絶好のポジションからの競馬。和田竜二Jが上手く乗った。テイエムオペラオー以来となる彼のGⅠ勝利は、馬券を離れて実にめでたい。
3着のノーブルマーズもインを立ち回って経済的な競馬をしたクチ。後方から外を回ってミッキーにクビ差に迫ったワーザーは強い。マイナス27㌔もなんのその、香港トップホースの力は伊達ではない。
ステファノスはもう少し前の位置でレースを進めてほしかった。ミッキーのポジションが取れていれば...。
直線では一瞬「おっ!?」と思う場面もあったが、進路が狭くなってしまった。まともならもう少し着順は良かったはず。
GⅠはともかく、2000m前後の重賞では(休み明けでなければ)まだやれる。