レース回顧 京王杯SC・都大路S
◆京王杯SC
1着:△ムーンクエイク
2着:◎キャンベルジュニア
3着:▲サトノアレス
前半600m通過が34秒2。時計の出る馬場を鑑みるとほぼ平均ペース。
トウショウピスト、ラインスピリット、セイウンコウセイが先手を主張。他の2頭が2ケタ着順に大敗しながらも見せ場十分の5着に粘ったラインのレース内容は濃い。次走注目。
直線は末脚比べ。先に抜け出したキャンベルジュニアに内からムーンクエイク、外からサトノアレスが猛追。見応えのあるゴール前だった。
馬券内に来たから言うわけではないが、7番人気・単勝17.4倍は舐められすぎ。予想段階では3~5番人気・単勝7~10倍を想定していた。1400m実績の無さで敬遠されたのだろうか。
早めに仕掛けて勝ち馬とアタマ差(同タイム)ならば十分。安田記念では強気になれないが、引き続きマイル近辺の重賞では注意が必要。
◆都大路S
1着:-サンマルティン
2着:◎エアアンセム
3着:○グァンチャーレ
1000m通過58秒7。OPにしてはやや遅め。
スローの流れを後方一気で突き抜けたサンマルティン。夏のローカル重賞へ向けての叩きと決めつけて無印にした私をあざ笑うレースだった。坂のある東京でも走っているが、ハービンジャー産駒ということでやはり平坦コースが合う。
本命のエアアンセムは好位のインで脚を溜めて2着。好調・藤岡佑介Jが思い通りの騎乗をしてくれた。相手なりに走れるタイプ、ローカル重賞でも展開ひとつで勝ち負け。
グァンチャーレがクビ差3着に残してくれてなんとかワイドをゲット。