新潟競馬 旅打ち 4 ランスマン !
夏に現地観戦した馬を、クラシック戦線まで追いかけるのが楽しみ。
(クラシックはおろかその後全く...の場合もあるが)
5レース。芝1400mの新馬戦にフルゲート18頭。
事前予想とパドックから2頭に注目。
ナンヨーイヴェール。手綱を執るのは柴田善臣。
ワークフォース産駒に1400mは短いのでは?と思いきや、母はセントウルSの勝ち馬、エーシンヴァーゴウ。パドック気配は抜群。厩舎はロゴタイプでお馴染みの田中剛厩舎。
もう1頭の注目はランスマン。鞍上は内田博幸。
父ダイワメジャーに母父クロフネ。まさに「新潟芝1400mの申し子」とも言える血統。お父さんを手掛けた上原博之厩舎所属。
ロードカナロア産駒。こちらもお父さんと同じ安田隆行厩舎。短距離走りそうだなー。
返し馬の気配は2頭ともまずまず。イレ込みはなかった。
出走18頭にとって、一生に一度の新馬戦がスタート!
1400mのレース、あっという間に直線へ。
ナンヨーイヴェール、ランスマンがともに外から伸びてくる!
(直線の写真がなくてゴメンナサイ)
ランスマンの伸びがいい!
「行けー!内田ー!!差せー!!!」
私のシャウトに応えて末脚を繰り出すランスマン。
ゴール前、逃げるダノンスマッシュに並びかけ、交わしたところがゴールイン!
ランスマン優勝!新馬勝ち!
惜しむらくは買い方。人気薄で3着に飛び込んだナイルデルタ(パドック気配+関西馬)もチェックしていただけに、ワイドか3連複を買えていれば...。
しかしこれは会心の的中。新馬戦を当てるのは気持ちいい。
パドック診断と血統の勝利?
当たり馬券を握りしめ、小躍りしながらウィナーズサークルへ。
勝利ジョッキーの内田が登場。
口取り式。内田の横には上原先生。
横顔が小木茂光(KEIBAコンシェルジュの支配人)に見える。
表彰式後、長時間ファンにサインをする内田。
「ファンあっての競馬」を行動で示す内田の姿勢は好き。ここ最近乗り馬に恵まれていない感じはするが、なんとかGⅠ戦線でもう一花咲かせてほしい。
2着のダノンスマッシュはこの後未勝利・OP特別を連勝。それを差し切ったランスマンにはかなりの素質があるはず。間違いなく重賞級。
ランスマンには来年のNHKマイルカップを見据えたレース選択をしてほしいところ。新馬勝ちから約2カ月休養しているが、次走は1400~1600mの500万条件かな。東京最終週のベゴニア賞に出てくれるとうれしい。ベゴニア賞を勝って、中2週で朝日杯...。
ランスマン、そして4着に敗れ現在も未勝利馬のナンヨーイヴェール、この2頭は今後も追いかけ続ける。
次回に続く。