10万号と来季への希望を見た(9月29日 千葉ロッテ×オリックス@ZOZOマリン 観戦レポ)
9月最後の平日。
10月から異動になる私は、別れのあいさつと荷造りを済ませた後に東京メトロと京葉線を乗り継いで急ぎマリンスタジアムへ。TEAM26の内野自由席招待券、最後の1枚を使い切らないといけない。
カモメの窓口の行列から、内野自由席の埋まり方まで予想外の混雑ぶり。Bクラスチーム同士の消化試合にもかかわらず球場は8割方埋まっていた。
窓口で招待券を引き換えようかというところで、先発の成田がT岡田に2ランを浴びバファローズ先制。ギリギリでホームランを見逃す。
着席と同時に5回表が終わり、ベンチへ戻っていく成田。どうせなら投げているところが見たいぞ。
対するバファローズの先発は吉田一将。
5回裏終了後の花火。マリンでの花火、いや花火自体も今年はこれで見納め。
私の願いが叶ったか、6回表のマウンドに上った成田。
しかし、今度はマレーロに2ランを浴びる。
(写真はランナーの吉田正尚)
「ちゃんとベース踏むか!?」をきっちり押さえようとしたら、撮影するランナーを間違えるという。
なんと、マレーロの1発がプロ野球通算10万号。
マリンでメモリアルな瞬間を現地観戦したのは、2年前の和田一浩の2000安打達成以来。
7回からは佐々木千隼。先発予定だった前日の試合が雨天中止になり、スライド登板の格好。
「ちはや」ふるの主題歌「FLASH」を登場曲に使うセンスが良い。
代打福浦登場も実らず。
試合時間2時間24分。「首都圏ニュース845」の放送開始よりも早く終わってしまった。これもかなりのレアケースではなかろうか。
私のマリン滞在時間は1時間強。
吉田一将を全く打ち崩せず、打撃面ではなんとも寒い試合内容だったが、成田と佐々木千隼は来年が楽しみ。
成田は、フォアボール無し(デットボールは一つ)で投げられたのが良かった。コントロールの良さで勝負する(ように見える)ピッチャー、来シーズンには2007年の成瀬善久のようなブレイクとはいかないまでも、開幕からローテ入りしてほしい。
この日投げた成田と佐々木千隼に加え、二木と酒居。若手先発陣が大量の白星を上げて快進撃を展開する来シーズンを妄想しながら、やや肌寒いマリンスタジアムを後にした。
9日のマリン最終戦には行く予定。